日本初上陸。ヨーロッパで大人気。
かわいいガーデン白いちごと赤いちご!

パインベリー&フランベリー

こちらの品種は同じ品種同士での受粉では実ができにくい品種です。
そのために受粉用に一般種のイチゴが必要になります。

幻のいちご・パインベリー、フランベリーは花粉が少ないので、開花後5日以内に交配用一般種の花の花粉をまんべんなく筆で付けるか、花と花を直接くるくると付けてあげると実がつきやすくなります。

パインベリー エピソード

スーパーマーケット’Waitrose’が、2010年4月から販売を開始した白いちご。
通称「パインベリー(Pineberry)」※正式名称:パイナップル・ストロベリー(Pineapple Strawberry)。

以後、毎年4月の頭から5週間だけ、それも少量だけ、オランダから英国(の’Waitrose’チェーン店のうち45店舗だけ)にやって来る白いちご。

元々は、南米大陸に自生しているのが発見され、9年前までは絶滅の危機に瀕していたところを、2009年に東ドイツで、南米原産種と北米原産のいちごを交配して作られました。ドイツの栽培者により、初めて公表されたのが、4月1日エイプリルフールの日であったために、最初はジョークと受け止められてしまった逸話を持っています。

栽培規模が小さく、粒も小さく、その上、傷みが早い。商業的には不向きな品種でした。しかし、オランダの農家が商業的な栽培に成功したことから、パインベリーは2010年、オランダから英国に初上陸。’Waitrose’が販売を開始するというニュースが世界に発信され、日本でも報道されました。

普通のいちごと同じ遺伝子構造を持ち、温室の中で栽培されています。
実は、一般的な「いちご」と同様に最初は緑色で、熟していくに従って白い色になっていきます。

一般的な「いちご」よりも香りが強く、酸味がほとんどない「甘いいちご」。見た目は確かに「いちご」ですが、味と香りがパイナップルに近いことから、パイナップル・ストロベリー(通称:パインベリー)と呼ばれているわけなのです。

■品種情報

パインベリー&フランベリー

予約時期:11月上旬~12月上旬、植付時期:11月下旬~12月中旬
開花時期:4月~5月(地域により変動します)、収穫時期:5月~6月(地域により変動します)
草丈:15~25cm、実の大きさ:約2~2.5cm、実の色:白~桃色(成熟すると色が少しつきます)
お届け苗:10.5cmポット苗、日当たり:半日以上直射日光の当たる屋外
水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください
追肥:固形肥料を定期的に少量ずつ与えるか、ごく薄い液肥を週2回程度の割合で与える。
植込み株数の目安鉢プランター:3株/30cm、横長プランター:3株/65cm、花壇:9~10株/1㎡